ピンチを乗り越える!経営難の会社がコロナ融資を獲得した方法とは?

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こんにちは。
資金繰り・事業再生の専門家、道家健一です。

今回は、「ピンチを乗り越える!経営難の会社がコロナ融資を獲得した方法とは?」をテーマにお話していきたいと思います。

 

当社の顧問先に、年商5億円の繊維産業で、設立40年を超える二代目社長の会社があります。ご相談にいらした時は、赤字、債務超過、借入金も年商と同程度で、銀行から融資を受けることができない状態でした。

そんな当社も社長の努力の甲斐あって、業績が回復してきたところだったのですが、そんな矢先に今回の新型コロナの影響を受けてしまい、昨対比売上50%減という非常に厳しい状況になってしまったのです。

それでも、「今、会社を潰すわけにはいかない!」と、なんとかコロナ融資を引き出すために動き始めたのでした。

年商5億円の老舗企業がなぜここまでの経営難に陥ったのか

少し遡って、ここに至るまでの経緯もお話させてください。

ご相談にいらした時は、大口の得意先を失い、昨対比売上30%減、業務上のミスも重なり粗利3%減で大赤字という厳しい状態でした。さらに、先代からの負の遺産として粉飾決算も引きずっていたのです。

そんな訳で、私たちの方では、銀行に粉飾決算を開示すると共に、融資の元金返済を減額してもらうリスケジュール交渉から入っていきました。当然、銀行からは怒られるわけですが、そこは丁寧に説明していくしかありません。

そうして、このリスケを認めてもらうと共に、資産の売却や、不採算事業からの撤退を進め、足元の現預金を増やしながら、本丸である赤字の解消へと経営改善を進めていきました。
しかし、さらなる危機が訪れます。売上1億円を超える大口得意先の仕事で納期遅延を出してしまったのです。これは、、外注先の海外工場のミスが重なった結果でもあり、必ずしも当社の責任ばかりではありませんでしたが、結果的には損害賠償も含め大赤字となってしまいます。

なんとか作り出してきたお金も、みるみるうちになくなっていくわけです。この時の社長は、疲れきっていて、本当に見ていられないくらいでした。。

それでも、社長の努力、社員のみなさんの協力もあり、狙っていた粗利益率の向上は進み、粗利益率は2倍、足元では黒字がで始めていました。黒字化による現金流出のストップが先か、赤字によって現預金が底をつくのが先か、まさに追いつけ追い越せというムードが出てきていたのです。

そんなタイミングで、、今回のコロナはやってきたのです。売上が単月ベースで昨対比50%減ともなると、月中の資金繰りにも支障をきたすほどです。そろそろ融資を受けないと危ないかもしれない、そう思った時でした。突然、メインバンクの一角から、まだ融資の申し込みもしていないのに、融資を断る電話がかかってきたのです。。

「えっ、どういうこと?」というのが正直な感想でした。

だってそうですよね。厳しい状況だと一番理解しているメインバンクが、申込をする前から拒絶してきたのです。これには、怒りを感じざるを得ませんでした。

そして、必ず融資を引き出してやると決意を固めたのです。

メインバンクに断られても諦めない!コロナ融資を獲得するためにやるべきこと

さて、この会社がどうなったのかですが、早速結論から申し上げると、他の銀行から3,000万円の融資を引き出す事に成功しました。
これで当面の資金繰りには問題がなくなり、再び経営改善に集中できる状態になったのです。

では、具体的に融資を受けるために何をしたかをお話していきます。

まず、対象の銀行を絞り込みました。これは、残高の大きなメガバンク以外の銀行を選定しました。とはいえ、財務内容が変わるわけではありませんので、当然のこと、その銀行の担当者も融資に乗り気ではありません。

しかし、担当者との会話の中で、支援したいという気持ちはもっているのだなと思えたのです。そこで私たちは、経営計画を作成し、担当者が融資を出しやすい環境を作ることにしたのです。

もっと言えば、「支援したい、でも・・」という状態の担当者に、この「でも・・」を少しでも消す努力をしたのです。

経営計画をたてるにはコツがあり、

・ある程度悲観的な想定を基に当面の計画を立てる

・コロナの中でどのような経営をしていくか

・コロナの影響を抜ければどのような業績になるのか

・その時には今回の融資の返済ができるだけの利益が生まれるのか

を数字で示すことが重要です。

メインバンクからは申込する前に断られた融資でしたが、このように計画をしっかりと作成したことにより、結果、引き出すことに成功したのです。

コロナ融資に対する銀行の姿勢も様々

ちなみに、私たちから見ていると、銀行によって、明らかにコロナ融資に対するスタンスの違いを感じます。

今回に関しては、雨の日に傘を貸すような銀行もあります。そうかと思えば、私たちの顧問先のように財務内容の悪い会社に対しては、かなり消極的というか、むしろ融資を出さないようにしていると感じる銀行もあります。また、今回の事例とは別に、メインバンクにコロナ融資を断られた先があったのですが、ならば仕方ないとサブバンクに話をして融資の決裁を取ったところ、メインバンクが急に、

「うちで融資をやらせてください。もしうちでやれないなら、今後の取引はないと思ってください。」

などと言ってきたこともありました。。

残念ながら、このような銀行もあるのです。今回のような危機下でこそ、銀行の姿勢が問われるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回のお話をまとめさせていただくと

1.取引銀行がコロナ融資を申し込みさせてくれないのならば、他の銀行に申し込んで下さい。(但し、財務内容が悪く、借入が1つの銀行にかなり偏っているようなケースでは、他の銀行だけでなく、保証協会側からも断られてしまうケースがあります)

2.財務内容が厳しいならば、銀行が融資を出しやすいように経営計画を作りましょう。(その際は、返済できるだけの利益とその根拠を明確に!)

人によって経営計画作りは大変かもしれませんが、やることによって会社のためにもなるので是非やっていただきたいと思います。

 

経営をを諦めたくなるような環境が続いていますが、私にはある信念があります。

「降りかかる太刀の下こそ地獄なれ、踏み込んでみよ、極楽もあり」

という言葉です。これは、父から贈ってもらった言葉ですが、武道極意なのだそうです。
これを今の状況で置き換えるなら、

「考えることをやめず前に進め、そうすれば必ず道は開ける!」

ということだと思っています。

私たちも顧問先を何としても守ってみせます。
あなたにも頑張ってほしい。応援しています。

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