公開日:2020年2月5日

こんな社長が倒産寸前に!『資金調達病』

こんな社長が倒産寸前に!『資金調達病』
 

私のもとに相談にくる経営者さんの中には、 「うちは銀行から借入ができればなんとかなるんだ」 という方、逆に、 「借入ができないからもうどうしようもないんだよ」 という方がよくいらっしゃいます。

もともと借入が無理な状態にも関わらず、銀行を渡り歩き、拝み倒し、コンサルには裏技を求める、そんな「資金調達病」にかかってはいないでしょうか?

借入ができない根本的な要因は、赤字だからということが大半です。当然、銀行はお金を貸して、返してもらわないと儲からないわけですから、返してもらえない可能性のある会社には貸したくはありません。ですが、その根本的な要因から目をそむけてしまい、やみくもに資金調達しようとしている方が多いのです。こんな「資金調達病」になってしまったら、まず専門家に相談にいくのが近道ではないかと思います。

私のところに相談にこられる経営者の方には、次のようにアドバイスしています。

1.現状をしっかり把握する

  • 借入ができる状態なのか
  • 借入ができない状態であれば、どうしたら借入ができる状態になるのか

これをまずしっかり整理することが必要です。

2.資金繰りを考える

資金繰りとは、お金の入りを増やして、出を減らすことですから、まずは、経費削減、給与の削減など、お金の出を減らし、お金の出るスピードを落とすことが優先です。また、リスケといって、銀行に元金の返済を少し待ってもらったり、減らすということも実はできます。これらをまずしっかりとやっていきましょう。

お金の入りを増やすということでは

  • 遊休不動産の売却
  • 債権回収

なども考えられます。 上記のことなどをして、お金を会社に残した上で、やはり根本的には「赤字の改善」に取り組まなければなりません。 諸悪の根源は赤字なのです。

   

【コラム著者】

代表取締役 道家 健一

株式会社リンクソートコンサルティング
代表取締役 道家 健一

中小企業の資金繰り・事業再生支援は1,000社以上。
「ホンマでっか!?TV」番組出演、「お金を回収する交渉技術」著書、セミナー・講演の実施など、多数の実績あり。

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