粉飾決済から５年で黒字化を実現しました

東京都　K 様
職業：広告代理業

売上低迷と新規事業失敗で資金繰りが悪化、ついには粉飾決算。それでも道家さんの事業計画立案と徹底的な資金コントロールにより五年で黒字化を実現しました

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• 資金繰りに苦しみ粉飾決算するなかでの出会い
• 銀行などの交渉先を納得させる事業再生計画を立案
• 再建後の安定成長も視野に入れた提言
• 何でも話せる人柄が道家さんの魅力

■資金繰りに苦しみ粉飾決算するなかでの出会い

私は長い歴史を持つ広告代理店の経営者ですが、ある頃から売上低迷がはじまり、資金繰りに苦しむようになりました。そこで経営危機を克服しようと新事業をはじめたところ、４年間で４億円の投資をしても事業化することができず、さらに苦境に陥ってしまいました。やがては銀行から資金調達するために粉飾決算をするようになりました。

当時の私は、以前からお付き合いのある弁護士さんと税理士さんの二人に経営の相談をしていましたが、事業再生や銀行対策に詳しい専門家ではありませんでした。社内では誰にも相談することができません。そこで、悩み抜いた末に、そうした専門家の指導を受けるべきかもしれないと思い、人づてにコンサルタントとして活躍している道家さんをご紹介頂き、コンサルティング契約を結びました。

■銀行などの交渉先を納得させる事業再生計画を立案

私たちがまず取り組んだのは無駄のカットでした。賃料の安い物件への引越しをはじめ、あらゆる経費削減に努めました。特に固定費を削減することで、資金繰りを改善するようにしました。

同時に道家さんの指導を受けながら事業再生計画を立案し、粉飾決算の開示も含め、銀行や公庫などの金融機関に説明に赴きました。この席にも道家さんが同行してくださり、事前には「悪いのはこちらだから、何を言われても怒らないように」とアドバイスされました。このように要所で的確な助言がもらえるのもありがたいことでした。実際、銀行によっては怒鳴られたり、厳しく問いただされたりもしましたが、道家さんの理路整然とした説明もあり、ほとんどの銀行で何とか返済を待ってもらうことができました。また仕入先にも同様のアプローチをし、支払いを猶予してもらうことに成功しました。

経営者といっても事業再生や銀行対策となると素人同然です。会社の現状や今後の方針を話し合うにしても、銀行などの交渉相手がどう考えているかもわかりません。道家さんは経験豊富で各金融機関がどう考えるか、どう交渉すればよいかを熟知していました。

ご相談から解決までの流れ

■再建後の安定成長も視野に入れた提言

詳しい内容は差し控えますが、当社は仕入先や得意先に国内トップクラスの優良顧客を持ち、その経営資源を活かしながら新しい事業に取り組んでいます。これは、ある分野で収集したデータをもとに、販促や流通を効率化する画期的なビジネスモデルです。

この取り組みにより、近い将来、広告代理業というよりはＩＴを活用した新しいサービス業のような企業に成長できると確信しています。これも道家さんの「希望のない計画には、だれもオーケーといわない」という信念にもとづいて作った事業再生計画のおかげです。

経営者としては、事業再生の目途がつき、資金がまわるようになるとつい気を抜いてしまいがちです。しかし、大事なのはその後だということも、道家さんは抜本再生、根本再生として唱えていらっしゃいます。その視野の広さ、深さにも感服します。

■何でも話せる人柄が道家さんの魅力

道家さんのコンサルティングは、勘どころをおさえ、方向性がはっきりしていることが特長です。私の場合は弱点だった「資金のコントロール」について徹底的に指導され、その当時は「成績よりも資金の回転を見るように」とアドバイスをいただきました。

道家さんのアドバイスには具体性と背景があります。ああしなさい、こうしなさいだけでなく、なぜそうすべきなのか納得させてくれる理論があります。そして、何よりも道家さんのいちばんの魅力は、何でも安心して話せる人だということです。コンサルタントというと胡散くさい人もいるようですが、道家さんにその心配はまったくありません。

当社は新事業を軌道に乗せるなどの課題を抱えつつも、事業再生という面ではほぼ道筋がつき、この５年で会社がまるで変わりました。経営者は追い込まれないとなかなか決断できないものです。経験と実績が豊富で、事業再生に関するスキルとノウハウを持ち、しかもスピード感のある道家さんのサポートに心から感謝しています。